共働きの家庭が増えることに伴い、男性も女性と同じく育児や家事をすることが求められます。
それは20代や30代の若い世代だけでなく、昭和生まれの40代や50代の男性にも同じことが言えます。
当たり前のように男性が育児や家事をするようになり、奥様から
「ちゃんと子供の面倒みてよ!」「掃除ぐらいしてよ!」
と言われている40代中年パパは大勢いるでしょう。
私もその一人です・・・。
<目次>
妻の苦手分野を自分がメインに
実は私、恥ずかしながら料理がほとんどできないのです。
そこで料理以外で家事で貢献できることを考えたとき、「掃除」が一番先に頭に浮かびました。
そして妻は家事全般の中で、掃除があまり好きではなく不得意だそうです。
それなら自分が家の掃除をメインで担当することで、育児・家事に少しでも貢献できればと思い、実行しております。
そこで今回は私もやっている、お風呂をピカピカにすることが出来る簡単テクニックを紹介します。
奥様に内緒でマスターし、びっくりさせちゃいましょう。
汚れにくいお風呂の環境を作る
お風呂掃除、意外と面倒です。
湿気が非常に溜まりやすく掃除を怠けるとヌメリができて、さらにカビが生えてしまいます。
汚れが残りにくく、カビが生えにくいような環境を作ることがまず最初のステップです。
モノを減らして水が溜まる場所を減らす
お風呂場にはシャンプーの容器などたくさんのモノがありますが、それが置いてある場所の底の部分は水が溜まりやすくなります。
まずモノを減らしてみましょう。
必要最低限のモノが決まったら今度は置き場所を変えます。
直接棚や床に置くのを出来るだけやめましょう。床に置くのはご法度です。
いろいろなグッズがありますので、底面が平らな面にくっつかないよう保管します。
(接地面積をできるかぎり少なくします。)
換気をして湿気をゼロへ
お風呂場は湿気が多いので常に換気をしましょう。
入浴後に残った水気を拭き取ればなお良いです。
水垢も防ぐことが出来ますが、私もですがなかなかそこまでやれないのが実情でしょう。
24時間換気の機能があれば、電力はほとんど使わないので躊躇せず使用して下さい。
又、浴室乾燥機があれば寝る前にタイマーをセットしておくことで、朝起きたときには湿気は無くなります。
重曹とクエン酸
手軽に掃除できる方法として、重曹とクエン酸を使った掃除の方法について紹介します。
酸性の汚れにはアルカリ性の重曹を使う
お風呂場で多い汚れの一つに「皮脂の汚れ」があります。
皮脂汚れは酸性の性質を持っています。
したがって汚れを落とす洗剤はアルカリ性のものが適しており、「重曹」を使うことで簡単に落とすことができます。
重曹の使用方法
- 皮脂の汚れが多い床に重曹の粉をふりかけます。
- ブラシで擦り、シャワーで洗い流します。
- 壁にヌメリにがある場合は、床と同様に粉を振りかけるか、少し水で溶かしてペースト状にして壁に塗り、擦り落とします。
アルカリ性の汚れには酸性のクエン酸を使う
皮脂の汚れに対して重曹を使いましたが、鏡などについた水垢はアルカリ性の汚れなので重曹では落とせません。
逆に酸性の性質をもった「クエン酸」を使います。
クエン酸の使い方
<クエン酸溶液の作り方>
・200mlの水に小さじ1杯のクエン酸を入れます。
・よくかき混ぜてスプレーボトルに詰替えます。
<クエン酸溶液での掃除の方法>
・鏡など水垢が気になる場所に少し湿らせたキッチンペーパーを貼りつけます。
・その上にクエン酸溶液を吹き付けます。
・一晩置いてから、キッチンペーパーを外してシャワーでよく流します。
入浴後の「ついで掃除」を習慣化する
普段のお風呂の後に行う「ついで掃除」を習慣にすることで汚れにくい環境を作ることができ、さらにお風呂を綺麗に保つことができます。
掃除のタイミング
入浴後に行います。
なぜ入浴後なのか?それは、壁や床の温度が高い方がよく落ちるからです。
汚れもかたくこびりつく前なので、より落ちやすい状態になっています。
掃除の方法
- 浴室全体を42℃くらいのお湯で洗い流します。
- お風呂用の中性洗剤とスポンジで浴槽など汚れが多い場所を中心に洗い落とします。
- 冷水のシャワーで汚れと洗剤を洗い流します。
- スクイジーで水気を拭き取り、水垢を防ぎます。
- わずかに残った水気をキッチンペーパーでを拭き取ります。
- 最後に排水口に残った髪の毛を先程使用したキッチンペーパーで取り除きます。
まとめ
40代中年パパがここまでやれば、お風呂掃除については奥様に文句を言われることはないでしょう。
特に鏡の白い曇ったような水垢は「女性がお風呂の汚れで一番気になる所」といわれます。
これが解消されれば、奥様に喜ばれること間違いなしです。
お風呂掃除のポイントは3つ
- 汚れにくい環境を作る
- 汚れに合った洗剤を使う
- ついで掃除を習慣付けする
重曹やクエン酸は薬局やホームセンターで簡単に購入することができます。
簡単ですが、一ランク上のお風呂掃除を実行して、奥様の負担軽減のみならずできるパパを演出してみてはいかがでしょうか。