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~台風19号が過ぎて~中年パパは避難所生活の事をすぐ考えるべき!その理由は?

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台風19号が通過し、テレビでも少しづつ災害のニュースが減りはじめたものの、今度は避難所についての話題が取り上げられています。

 

そんな時、たまたま以下のような記事を見かけました。 

 

台風19号の接近を前に、政府は避難所の運営にあたっては女性や乳幼児を抱える子育て家庭にも配慮する必要があるとして、全国の自治体に対し、女性が着替えや授乳を行える個室や間仕切りの確保などを検討するよう要請しました。

 

公民館や学校の体育館などに設置される避難所では、女性が着替えや授乳を行うためのスペースや、子育て家庭が必要な乳児用おむつといった物資の確保などが課題となっています。

 

こうした中、政府は台風19号の接近を前に、全国の自治体に対し女性や乳幼児を抱える子育て家庭に配慮して避難所を運営するよう要請しました。

 

それによりますと避難所の管理責任者はできるだけ男女両方が担い、女性からの相談を積極的に聞き取るほか、避難所に個室や間仕切り、男女別のトイレなどを確保するとともに、乳児用ミルクや生理用品などを事前に十分調達するよう検討を求めています。

 

災害の発生前に政府がこうした要請を行ったのは今回が初めてです。

 

橋本女性活躍担当大臣は記者会見で「災害が発生した際の女性と男性のニーズは異なる。各自治体で安心、安全な環境づくりをお願いしたい」と述べました。

  

引用元:NHK NEWS WEB 2019年10月21日12時24分の記事より

 台風19号 避難所運営で女性への配慮要請 | NHKニュース

 

「政府も少しはやるな」と一瞬思いましたが、すぐさま疑問が湧いて来ました。

 

「こんなこと今更ニュースになるくらい、避難所では女性や乳幼児に対する配慮がなされていないのか?」

 

そうです。配慮がされていないケースが多いんです。

 

災害時の避難所生活というと、特に都会に住む人たちにとっては対岸の火事のように感じていませんか?

 

今まで自分も考えたこともなかったです。

 

しかし、調べてみると考えるべきことがたくさんあることがわかりました。

特に、小さい子どもを抱える子育て世代や女性、お年寄り、病気・障害を持つ人は尚更です。

 

もはや対岸の火事では済まされない、災害時の事を想定する材料として知っておくべき、避難所生活の問題点や実際に起きているトラブルを紹介してきます。

 

避難所に辿り着ければ一安心?

最初のうちは、災害による被害から生き延びることができたという安心感や、被災者同士の連帯感で問題なく過ごせるかもしれません。

 

しかし、決して生易しくないストレスに晒され続けた中での集団生活が長引いてくると、被災者同士のトラブルが発生することは避けられません。

 

災害による被害の次に注意を払うべきは「人による被害」なのです。

 

東日本大震災の避難所

引用元:http://blog.hitachi-net.jp

避難所で実際に起きているトラブル

 

では、実際にどんなトラブルが起きているのでしょうか。

 

今回は実際に発生事例が多く、特に家族の安全を守るためにすぐに知っておくべき事例を2つのみ紹介します。

 

ぜひ、万が一の備えに役立ててください。

 

避難所での性暴力

東日本大震災のとき、女性が性的被害を受ける事件が頻発しています。

 

福島県内のある避難所では、30〜60代の女性が夜間に襲われる被害が立て続けに3件起きました。

 

気配や物音で、性的被害が起こったことは周囲の多くの人が気付いていたのにも関わらずです。

黙認し、避難所公然の秘密のようになっていたと言います。

 

ある中年女性は襲われたときに、「やめて!」と声をあげたため、警察が来る事態となりました。

それなのに女性は「この年で襲われたなんて恥ずかしい。家族に迷惑がかかる」と被害届を出しませんでした。

 

ここでもやはり、被害を公にしない行動が取られました。

 

これらの事件から明らかになったことは、避難所で性的被害を受けたとしても、被害を公にしなかったり、気づいていても黙認するという現実です。

 

そうした状況を生み出す背景として、避難所という限られたコミュニティーでは顔見知りが多く、何か問題が起きたとしても「せっかくの輪を乱すべきではない」という風潮があるのでしょう。

 

それは良く言えば「」ですが、一方では個人の考えを「押しつぶす力」になり得ます。

 

 

このことを裏付ける事も起きています。

 

宮城県のある避難所では、男性の管理責任者がこう言いました。

「ここはみんな家族みたいなもんだから、衝立なんかいらないですよね」

 

これに誰も反対できず、女性は布団に隠れて着替えを行ったそうです。

 

しかし、避難所を管理する立場に女性がいたとしたら、このような事態はおそらく避けられたでしょう。

 

対策:女性・子どもと男性で避難所を分ける

 

避難所で性暴力が起こる一因として、個々のスペースに衝立などの仕切りがなかったり、あったとしても僅かで、ほとんどプライベートがない環境が挙げられます。

 

そうした環境に置かれ、精神的に抑圧された状況の人たちが集まっていると、平常時にも増して、性的被害が発生する可能性は増大するでしょう。

 

被害の発生を防ぐ一番の方法は、女性・子ども、男性で避難所を完全に分けることです。

家族同士は日中に会えるため、コミュニケーション不足の問題はありません。

 

被害が起こるのはほとんどの場合夜なので、寝る場所を分けることで大きな効果が得られるでしょう。

 

 

被災地で発生する略奪行為

残念ながら日本でも被災地では被災者による略奪行為が発生しています。

 

東日本大震災のとき、食品会社の倉庫に残っていた食料や飲料を勝手に持ち去る被災者が続出したといいます。

 

こうした行為で盗られるのは主に生活必需品であり、生きるためにやむを得ないことと考える人は多いかもしれません。

 

しかし、ガソリンスタンドでガソリンタンクに穴を開けて、ガソリンを盗んだり、コンビニのATMを工具を使って壊し、現金を持ち去るという明らかな略奪行為も発生したのです。

 

これらを放置していれば、被災地は無法地帯となってしまうことでしょう。

 

そのように被災地では通常では起こり得ない犯罪行為が、容易に発生する可能性が高まります。

 

避難所もその例外でないことを認識しておくべきです。

 

対策:自分の持ち物をしっかり管理する

 

被災者からの略奪を避けるために、個人でできるのは、自分の持ち物をしっかりと管理することです。

 

当たり前のことですが、これが最も大切なことでしょう。

 

避難所であれば、個人のスペースに生活に必要なものがある場合、誰もいなくなるのを避けます。

 

又、自宅にあるものは持ち出されないように予めできるだけ回収したり、処分するといった対策は取っておくべきです。

 

 

 

まとめ

避難所で起こる「人」による被害から家族を守るための対策を!

 

妻や子ども、年老いた親といった家族がいる場合、避難所での生活は多くの心配事があります。

 

避難所では性暴力や略奪行為といった犯罪行為、その他様々なトラブルが起こる可能性があります。

 

平常時とは事情が異なります。そんな時は異常な事が起きやすくなるのです。

 

そうしたトラブルの事例と対策は、自分や家族を守るために、被災する前に知っておくべきことです。

 

まずは「知る」ことから初めて、被災したときの避難行動計画作りに活かしてみてはいかがでしょうか。